2020-07

悲願/新米宅建士が不動産屋に就職!経験がないとこうなる〜ヤバい先輩との攻防 - 2020.02.16 Sun

こんにちは。ラッキーな宅建士松ジューです。

以前、宅建士になって嫌だったことという動画でも少しお話したんですけど、当時の私のような、宅建を持っているだけの不動産業の経験もないド素人が、晴れて不動産屋に就職したらどうなるのかについてお話していきます。


(教育係の先輩)

私は居酒屋から不動産屋に転職したので、業界の事を学ぶために店長は、田崎さんという人物を私の教育係に指名しました。

田崎さんは常にトップの成績を上げている中年の営業マンで、トレンディドラマを観ながら俳優の表情や仕草を真似る練習をするような一見爽やかな人でした。

と同時に、自分が宅建を持っていないことに強いコンプレックスがあり、ことある事に新米の私に悪意を向ける嫌な先輩でもありました。具体的にはたとえば、


(コピー機以下)

「地図をコピーさせてくれない」

普通不動産屋にはゼンリンと呼ばれる非常に詳細な、市町村ごとに1万円以上もする大きな住宅地図が置いてありまして、初めて行く物件や、お客さん宅に出向く時などには必ず、迷わないように周辺のページをコピーしてから出かけるのですが、私はコピーをとることを許されず、これを手書きでやらされていました。

物件は県内中にありますから、車で走ったこともない土地勘のない場所に行く時には、その町のコンビニやガソリンスタンド、あるいは学校などを目印にしっかりと書き込みますし、両隣りの家の苗字も忘れずに記入しました。

当たり前ですが、この作業は恐ろしく手間がかかるものでした。


ある日私が机でその作業をしていると、田崎さんがトレンディを押し殺した声で

「まだやってんのか、早く行けよ」

と急かしてきたので、私は

「すいません、では地図をコピーしてもいいですか」とたずねました。

すると彼は
「ダメだ、そんなの紙がもったいない」と答えたのです。

その顔はまるで楽しげにゴキブリを踏み潰す福山雅治のようでした。


私は初めて知った地図をコピーさせてくれない理由に戦慄して、アットホームのチラシの裏に書いた自分の地図を完成させないままクルマに飛び乗りました。

若かった私は、なぜ自分がこんな目にあっているのかを考えました。素人の私にこれ程までにわかりやすい悪意を向けられるのには、必ず誰もが納得する、正当な理由がなくてはならないと信じていたからです。


未完成の地図を片手に、やがて目的の町に辿りついた私は、図書館に行って、ゼンリンの住宅地図を借りてコピーをとることを思いつきました。

我ながらファインプレーだったんじゃないかと思います。

その後2時間ほど後に田崎さんから電話があって、「今どこにいる?」と言うので、もう戻るところです、と私が答えると、沈黙の後、あっそうとだけ言って電話が切られました。

彼の性格からして、さしずめ場所がわからず迷子になっているであろう私を、遅いぞと怒鳴りつけてやろうとでも思ったのでしょう。

こんなこともありました。


(インフルと仕事)

「インフルエンザに感染」

私は春は花粉症、冬は霜焼けに悩まされる体質なのですが、この年はインフルエンザにかかってしまいました。

朝から寒気がしたのですが、寝起きのダルさだろうとタカをくくり車で出社したものの、到着した頃には熱も上がり、歩くのもしんどくなっていたので、駐車場にやって来た田崎さんに「インフルかもしれないので病院行ってきてもいいですか」とたずねました。

すると田崎さんは缶コーヒーを飲みながら「え?インフルなのお前」ときいてきたので、「いえまだ病院いってないのでインフルかどうかわからないです」とこたえました。


私がそう言うと「じゃあインフルだったら他の人に移るから病院でちゃんと調べてきて」と彼は言い、クラウンの中から迷惑そうに私を追い払いました。

私はこんな事にまでマウントをとろうとする田崎さんにほとほと疲れ、熱が上がり続ける頭で、もっと近づいて移してやれば良かったと、少しだけ悔やみました。

病院から出た私は車の中からインフルエンザだったことを田崎さんに報告しましたが、なかなか信じてもらえませんでした。

どこの病院なのか、熱は何度あるのか、そのわりに元気じゃねえか、などと時折嫌味を含ませて絡んできました。

私はこうなる事を予想して、あらかじめ診断書を書いてもらっていたので、それを田崎さん宛に送るということで、ようやく電話から解放されたのでした。

よっぽど着払いで送り付けてやろうかとも思ったのですが、それをやると彼の私への戦闘力がまたグンと上がるような気がして、仕方なく切手を買いました。


(まとめと伝えたい事)

ちなみに田崎さんはちょくちょく定時前に会社のチラシを持って、アパートマンションなどにポスティングしながら直帰していたのですが、ある時彼の家に招かれた同僚がダンボールの中にぎっしりと詰め込まれた会社のチラシを、見てしまったそうです。

私はその話を聞いて、改めて、この世界は売れれば何でもありなのだと、痛感したことを憶えています。


これから宅建をとってこの業界に転職就職しようとしている人に伝えたい事は、自分が宅建を持っていない怒りと悲しみを理不尽にも子供のようにぶつけてくる先輩がいても、決して犬にはなるなよ、ということです。

まずは仕事を覚えて1人で契約をとりましょう。
先輩への復讐は後でもできますから。宅建士ならではのやり方で。ニヤリ


ということで今回はこの辺で。最後まで見てくれてありがとう。ブクマしてくれたら嬉しいです。
またね!

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松ジュー

Author:松ジュー
飲食業から宅建試験をパスして転職しました。
ブログでは宅建試験の事と不動産屋(主に賃貸業務)の中の事を発信していきます。現役宅建士&不動産賃貸業。
好きな物:料理&お酒 ゆで卵

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